April 2007

April 28, 2007

スパイダーマンっていや〜・・・!

alliance







まずこの写真を見てほしい。

この写真はとても思い入れのある写真の一枚だ。
そしてこの写真のトリックにもとても思い入れが深い。

なぜ今日この写真を紹介したかというと
5月1日に世界に先駆け日本でいち早く公開される映画『スパイダーマン3』の公開のため
今日地上波で『スパイダーマン2』が放送された。
それであらためてこの写真のこのスタイル『スパイダーマン』だなぁって思えて紹介したくなった。
今回の『スパイダーマン3』のプロモーションにも一役かえるかなって・・そりゃないか。

でもほら、まさにビルにしがみつきピューッと糸を出すスパイダーマンみたいでしょ!?
一作目のスパイダーマンが紹介された時、それ見て「うわ〜俺みたい〜!」って思ったんだよね。
まじそう思わない?俺の頭もマスクみたいだし!俺もマスク取るとトビー・マグワイア似だって言われるし!・・・きゃははは!いや〜〜〜ん(^^;)!

まずこの写真だが
これは2001年おいらがDouble Upライダーの時の一枚だ。
この写真はまじですごい!
まず何がすごいかというとこの写真は、トップウェイクボーダーたちに最も指示され尊敬されているアメリカ、いや!世界でもっとも有名で優れたウェイクボードカメラマンのジョシュ・リッチワースの撮影による一枚なのだ。アメリカのWakeBoardingマガジンでは彼の特集が組まれるほど彼の写真のレベルの高さはお墨付きなのである。彼の被写体に選ばれる事、それはウェイクボーダーとしてとても名誉なことだと彼を知るウェイクボーダーは思うのではないだろうか。

そしてさらにすごいのは
この写真はアメリカのもうひとつのマガジン『AllianceWAKEBOARD(アライアンスウェイクボード)』誌の2001年プロモーション用年間スケジュールの表紙を飾ったのだ。最初に紹介した写真がそれだ。

そしてさらにすごいのは
海を越えてオーストラリアで2001年3月に創刊が始まったオーストラリアのウェイクボードマガジン
『Boarder magazine』に記念すべき創刊号に四つ折りで付録についたポスターにもなったのだ。最後にそのポスターの写真も紹介しております。

当然のことだがこれらは日本で紹介されるわけもなく
zuckyは日本のウェイクボード界でメジャーでありながら
アライアンスのプロモの表紙は数人の日本人が知るのみで、この写真を目にしている多くはアメリカ人や海外の人たちなのだ。
オーストラリアのポスターも実際のこのポスターを見た日本人はわずかで多くのオーストラリアのウェイクボーダーが手にしているのだ。

オーストラリアのケーブルパークに行った時、ローカルの一人が俺を見つけ「あなたのポスター、僕の部屋に貼ってますよ!とても気に入っているんだあのスタイル!」とこのスタイルをマネして見せた。
そりゃ感動しますよ、そんな事言われたら。
「ちょっと待って!もう一回言ってくれる!?この状況ビデオに収めて!」って言いたくなるくらいうれしいっすよ。

そしてなぜ俺にこういうチャンスが訪れたかというと
USのDouble Upチームが日本にプロモーションに来た時、Double Upのオーナーでありライダーのグレッグ・ネルソンが俺のスタイルに共感してくれて、その夏に行われたチームの来期のプロモーション撮影に声をかけてくれたのだ。

99年のアジアンXゲームでアジアンチャンピオンになった俺は、2000年サンフランシスコで開催されたXゲーム本戦出場となった。日本人でXゲームに出場したウェイクボーダーは未だかつてzucky一人である。っていうとなんかすげーでしょ!?でもほんとラッキーだっただけだよ。
実力でいけたならもう一回行ってるよ。でもレベル的には行けなくはないって思ったよ、参加できてそれは確信した。

グレッグとしても日本のDouble Upライダーとはいえ、Double UpのライダーとしてXゲームに参戦することをとても高く評価してくれた。なんせDouble UpのライダーでXゲームに出場したのも俺だけみたいだから。
おかげでサンフランシスコではサンフランシスコ在住のDouble Upライダーリッチ・ファシアーノがいろいろ面倒みてくれた。彼のおかげでスコット・バイリーのホテルの部屋に泊まらせてもらったりもした。
正直これは迷惑だったが・・・その話はまた別の機会にでもしよう。

ちょっと話がそれたが、こういうラッキーにも後押しされ、こんなふうに海外に旋律デビューすることができた。

ああもう一度カメラマンのジョシュについて話を戻すと、彼は撮影中、ものにならないと思うライダーはカメラを向け撮る振りだけして、シャッターは切らない。いっしょに撮影用のボートに便乗していたので、これにはちょっとビビった。あからさまだったから。
だからこそ、こうして自分の写真が使われたってことが後になって「いやはやすげ〜な〜・・認めてもらえたんだなぁ・・」と実感するのである。
この撮影の時の話もまたあらためてしようかな。

今見てもこの写真のこの絵とこのアングル、そしてこのスタイルは最高だと思う。
この写真は本当にカメラマンとライダーの作品だなぁって思う。

写真に関するエピソードはこれぐらいにして
今度はこのトリックについて話そう。

トリックの名前は『インディーグライド』
ヒールサイドから飛び出すインディーグラブのグライドだ。
この時期にはすでに流行りはじめていた。
でも、このトリックたぶん世界で最初にやったのはたぶん俺だと思う。
それはなぜかというと
最初にこのトリックをUSのマガジンで紹介したのはパークス・バナフェイのシークエンスだと思うんだけど、その時このトリック名は411だった。

98年だったと思う。
2回目の世界選手権の日本代表になってフロリダに行った時のことだ。
日本人チームはPJマークスのキャンプのボートで練習させてもらった。
名前は忘れたがその時ドライバーしていた彼が滑り終えた俺に「ナイスライディング!いい滑りだったよ。僕のオリジナルトリックをやってくれてたんでうれしいよ」って言われたんだ。
「何のトリック?」と聞くとインディーグライドのマネをして「こういうやつだよ」って言った。
「それは君のトリックなの?」って聞くと「そう僕がはじめにやったんだ。411って言うんだよ。」と言うので「いつ?」と聞くと、「今年の春ごろだよ」というのだ。
俺はその前の年の97年の秋、長崎で行われた全日本の公式練習の時にもうそれを披露している。
当時、今と大会のルールが違いトリックリスト(技が書かれたリスト)にあるトリックしかできなかったから本戦じゃなく公開練習の最後のトリックでやってみせたけど、ボートに乗っていたジャッジたちはきっとそんな新技をやったなんて気が付いていなかった。「アザーハンドやったね〜」と言われた。
まあ確かに当時はできたてほやほやでこの写真ほど完成されてなかった。

それに当時はこれをやるとフーチーグライドほど高さが出ないし、ボートから見てると迫力がイマイチって言われてあえて大会などではアザーハンドオリエンタルをやっていた。
アザーハンドオリエンタルってわかるかな?足の外からインディーグラブしてメソッドする感じ?かな。
当時の俺の滑りを知っているなら、見覚えがある人もいるのでは。
当時のマガジンでも九州の緑川ダムのプロツアーの記事にそのトリックで俺が紹介されてる。
ノーマルウェイクでかなり高さが出ているのがわかる写真だ。
そのプロツアーのこともまたいずれお話しようかな。あの予選の滑りはある意味伝説作ったんじゃないかな。

ということでインディーグライドはきっと俺が世界で一番最初にやっていたであろうトリックで
ルックバックインディーが大好きで得意だったのとエアレイリー系が得意だったので、ウェイクボードならではの軸ずれスタイルのエア、グライド系でインディーグラブをやろうとするのはスノーボードでもグラブ系が好きな俺にとっては見たことなくても思い描くのは当然のことだった。ちょっと遅れて世界の反対側でも同じ事を考えて同じ事をやっているやつがいただけだ。まだそういう時代だったってことだ。

そういえばオフアクシスのスピンもアメリカとオーストラリアのライダーが同じ時期に同じ事をやっていたらしい。ちなみにアメリカはDouble Upのライダーコリー・クラウトでオーストラリアはマーシャル・ハーリントンというライダーだ。
コリー・クラウトはライジャケを着ていなくてウェイクボード中の事故で亡くなった。彼とはあったことがないが、サンフランシスコへ行った時、彼のお墓と家に行った。そしてその日は彼の部屋にも泊まらしてもらった。
マーシャルとはオーストラリアで何度か会っている。その時は彼もAUのDoubleUpのライダーだった。
その時彼はシドニーで有名なクラブディスコのオーナーをしていた。超VIPなやつだった。

いろいろエピソードが絡んでくるから話がぼんぼん飛ぶのが俺らしくていいでしょ!

しかし、こういう昔の話ししだすとこがオヤジの証だな!
まあ否定しません実年齢はオヤジですからね。
でも加齢臭が華麗臭なのは俺だけかな!・・・ああオヤジだよやっぱ!受け入れよ・・・。

昔っからオヤジギャグ飛ばして「オヤジ!」って言われてて浮かれてたけど、今ではうっかりオヤジギャグ飛ばしてしまうのではと、飲み会するのは躊躇しちゅうもんね。
って言いながらオヤジギャグが止まない俺がいる。しかもオヤジギャグに気をつけようとしている事自体オヤジになったと実感せざる終えない事実である・・・(涙)。

今日はそんな話じゃないんだよ!
スパイダーマンだよ!楽しみだねぇ!世界で一番最初に日本で見れるんだもんね!ほらまた俺のインディーグライドと話がかぶるでしょ?スパイダーマンだけにかぶるのかなぁ(マスク、マスク、かぶりもの!ついつい丁寧に説明いれちゃうとこが オゥ!ヤゥ!ズィ!)
このブログ見たスパイダーマン見に行った人は同時にzuckyのことも思い出しちゃったりするんだよ!
ガハハハ!俺のワナに引っかかったなぁ〜!!スパイダーマンだけにクモの糸の網って訳ですね!

おあとがよろPよーで・・・

p.s
nativeのボードもひそかにデリバリーしちゃってます。
このGWにはどこかで誰か乗ってる人見かけるかもよ!そんなあなたは相当ついてます!
さらにnativeに乗ってるあなたは肩で風を切って歩いてもらえることでしょう!
なんせレアさマニアックさでは右に出るものはありませんからね!
なんでもっと告知しないかって!?
アングラが売りなんで!クピピピピ!

明日からGW突入ですね!
みなさん素敵なゴールデンウィークを!!
poster








これがオーストラリアの雑誌『Boarder Magazine』の付録になったポスター!左がその記念すべき創刊号!左下にはライダーの名前zuckyとカメラマンの名前Jリッチワースとちゃんと書かれてます。右下にはマガジンのロゴも。左上にはKnow Your Schickと書いてます。解釈は説明できません。たまたまオーストラリア在住中の帰国数日前に本屋に並んでたところを八代豊(バリスティックスタッフでこの時彼もワーホリでいっしょのところに住んでいた)が発見した。俺も知らなかったのだ!なんせこの写真の権利はUSのDouble Up社にあったので。素敵な記念でお気に入りなんで額に入れて大事に飾っております。



なんかよかったなぁこの企画。これからもこんな感じでzucky伝説を紹介させてもらちゃお!

April 06, 2007

記念日

小寺さんちの廉(すなお)くんのシンガポールでウェイクボードデビューした記念すべき日が4月4日ということでささやかなお祝いをしたよとママがメールをくれた。ケーキを用意したものの意外にも廉はチョコやクリームが苦手らしくイチゴだけ頂いたとか!ケーキはおねーちゃんのむっちゃんとママで楽しんじゃったそう。ちなみにおいらはスイーツ好きっす!

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April 04, 2007

4月になっとった・・・


4月になってたのを知っていたのに、今改めて4月と気が付きびっくりした。
なんだかバタバタしてて月の変わった自覚がなかった。
エープルリフールしそびれた!もったいね〜!


April 03, 2007

春の風物詩

すっかり春の陽気になってきてそろそろかにゃ〜って思う今日この頃。

昨日の朝、出かけようと思ったら車見てビツクリ!
真っ白!これが噂の黄砂ってやつなんだね!
今年は3年ぶりにこの時期を日本で過ごしてるわけだが、日本ってこんなんだったっけ?
杉花粉終わって今年はしばらく花粉を吸ってなかったから花粉症もだいぶ改善してるのかと思いきや!

檜の方がひどいんですけど!ε-(´д`●)
杉花粉がやっぱり少なめだっただけなんですね・・・

ラジオ聞いてたら黄砂もかゆみやアレルギーの原因になるんだって!?
もうほんとやめてくれ!(-`ω´-怒)

おいらが子供の頃は花粉症ってあったのか?花粉症っていつかなくすことができるんかいな?
シンガポール帰国組のみんなはどうしてるんだろ?どうなの?
それほど気になることもなく普通に過ごしているんですかねぇ・・・
花粉症がなかったシンガポールがウラマヤしい・・・

先日「鈍感力」って本を勧められて貸してもらったから読んだんだよ。
ちょっと前に小泉さんが言ってて評判になったあれね。
読んでみたいなぁと思ってたらちょうどタイミングよく読むきっかけができたんだけど
精神的な部分は心がけで鈍感力を養えるのかなって思うけど
体質的にも鈍感力が身につけられるもんなら身につけたいよ。

しかし昨日の黄砂はすごかった!
景色が真っ白だったもんね。
車のボンネットにもどんどん積もって、夕方には5cmも積もってたからね。

冗談冗談・・・

ちょうど桜も見頃になってきてるのに、やれ花粉だ!やれ黄砂だ!
せっかくの花見も気持ちよくできやしない。

しかもまた明日から冷え込む・・・

春って素敵!
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